ニッポン・アクティブライフ・クラブ(ナルク)「80歳代高齢者の生きがいに関する調査」

本調査は、ニッポン・アクティブライフ・クラブ(略称:ナルク、高連協会員)が、2014年秋に80歳以上のナルク会員を対象(1,000名)に行ったアンケート調査です。調査協力は福祉デザイン研究所(川村所長)です。高連協関係各位のご参考になればとここに調査結果の概要をご紹介します。<ナルク・花崎良政>

対象・ナルク会員 754人(男性45%・女性54%)
*80歳代(724名)+90歳以上〈20名〉

(1)夫婦のみ世帯(42%)・一人暮らし(35%)同居世帯(23%)
(2)仕事なし(92%)・仕事している(7%) *元会社員が7割。
〈3〉収入  *厚生年金65%*国民年金49%*共済年金21%*家賃8%
(4)現在の暮し*普通(65%)*ややゆとりあり(15%)やや苦しい(15%)
*大変苦しい(3%)*大変ゆとりあり(2%)
(5)居住年数 *生まれてから(3%)20年以上(78%)5年未満(5%)
(6)ナルク加入 15年以上(23%)5年~15年(45%)5年未満(29%)
(7)加入の動機 *ナルクの理念共感(42%)生き甲斐(26%)時間預託 (25%)
*仲間を作る(23%)ナルクの支援を(31%)
(8)参加の活動 *庭仕事(8%)*話し相手(8%)*送迎(6%)家事援助(3%)
*子育て支援(3%)高齢者の介助(2%)活動していない(54%)
〈9〉受けている支援 *送迎(20%)庭仕事(16%)家事援助(7%)話し相手(5%)
*その他5%)*支援はない(54%)
(10)活動頻度 *月に2,3回(15%)*月に1回(14%)週1回(5%)
*年2,3回 (16%)*参加していない(40%)
(11)支援の満足度 *とても満足(29%)*やや満足(28%)不満(3%)
*どちらともいえない(25%)
(12)近所付き合い*親しく(41%)*挨拶・立ち話(54%)付き合いなし(3%)
(13)相談相手 *居る(78%)居ない(17%) 無回答(5%)
(14)高齢者の過ごし方*健康増進(53%)趣味(52%)教養高める(43%)
*地域活動に参加(28%)社会貢献(14%)のんびり(14%)
(15)団体の参加 *ナルク(28%)*町内会(17%)趣味の会(17%)
*老人クラブ(11%)退職会の会(13%)
(16)活動の励み *仲間の存在(26%)*活動の充実感(39%)周囲の感謝(15%)
(17)この10年間に、活動頻度は、 *かなり減った。(19%)*少し減った(11%)
*変わらない(14%)*少し増えた(4%)地域活動はやめた(14%)
(18)減った理由 *体力が減少(57%)健康に問題(48%)減らして継続(16%)
⊛任期がきれたので(12%)メンバーが減ったから(6%)精神的負担(4%)
(19)地域の課題 *孤独死の増加(56%)認知症の徘徊(49%)消費者被害(31%)
*心の病(22%)*低所得者の増加(20%)家庭内虐待(18%)

(20)心の健康は、*気力の衰え(55%)*活動がおっくう(36%)*疲れる(29%)
*充実感がない(13%)相談相手がいない(8%)変わりはない(25%)
(21)生き甲斐感 *十分感じる(35%)多少感じる(40%)余り感じない(14%)
(22)現在の気持ち *去年と同じで元気(43%)*恵まれている(75%)
*小さなこと気にする(32%)*不幸には、感じない(40%)
*前より役立たず(60%)

<付記>(1) 本調査は、シニア社会学会理事で、武蔵野大学・川村教授(福祉デザイン研究所所長)から、昨年夏、ナルクに共同調査申し入れを受け、昨年秋に実施したものです。
(2) ナルク(正式にはニッポン・アクテイブライフ・クラブ)が平成6年4月に設立され、20周年を迎えており、初期からの会員も含め、平均年齢70歳と高齢化しております。
従って、80歳会員が2000名以上いることから、全国拠点にアンケート調査依頼し1000名抽出し、実施されました。
(3) 会社定年後も自立・奉仕・助け合い・生き甲斐を理念とするナルクの会員対象ですので、比較的ゆとりある立場にあると思いますが、さすが、80歳代では、その実態がアンケートにあらわれていると思います。
(4) 超高齢化時代とはいえ、80歳代の生活意識調査は、数少ない事例ではないかと思います。参考になれば、幸いです。 <報告・ナルク・花崎良政>

本調査についてのお問い合わせはナルクへお願いいたします。

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