日本の高齢者の健康状態
2003年、11月、「アジア・オセアニア地域・国際老年学会」、12月「高齢化に関するグローバル・パートナーシップ・シンポジウム」などが日本で開催され、そこでは日本の高齢者の健康状態やライフスタイルに関心が集まっていた。WHOが発表する「健康寿命」(Health Life-expectancy)でも、日本人は男女ともに世界第1位になっているなどが理由であろう。
日本人の死因・寿命についての統計データについては、JARCが隔年で出版している「Statistical Abstracts of Aging in Japan」に示すとおりだが、ここではもう少し具体的な調査(サンプル調査ではあるが)を基に、高齢者の健康状態について紹介してみたい。
日本の高齢者の生活行動や健康に関する調査は、厚生労働省の「国民生活基礎調査」等があるが、内閣府が65歳以上の高齢者を対象に調査している「高齢者の健康に関する意識調査」が分かりやすい。
この調査は、65歳以上の者3,000名(うち1,500名は、75歳以上)を日本全国の市町村住民から無作為抽出し、面接調査しているもので、5年に1度行うこととなっている。最も新しい調査は2002年12月で、その調査結果は2003年夏に公表されているので、その概要を紹介する。







